[デトロイト 3日 ロイター] - 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は3日、世界的な半導体不足の影響が続く中、北米3工場での生産休止を少なくとも4月半ばまで延長し、新たにブラジル・サンパウロ州のグラバタイ工場の操業を4─5月に停止すると発表した。

GMは先月、米カンザス州フェアファックス、カナダ・オンタリオ州インガーソル、メキシコ・サンルイスポトシの3工場の生産休止を3月中旬まで延長すると発表していた。

広報は「GMは引き続き入手可能な半導体をフルサイズピックアップトラックや多目的スポーツ車(SUV)などの売れ筋の車種の生産に振り向ける」とした。

GMは減産規模や、半導体不足の影響を受けている部品や部品供給業者については明らかにせず、可能な限り減産分を補うとの見通しを示すにとどめた。

GMは先月、自動車用半導体チップの不足によって、2021年の営業利益が15億―20億ドル押し下げられ、100億―110億(1株当たり4.50―5.25ドル)となるという見通を示している。

競合の米フォード・モーターも先月、半導体不足が響き、第1・四半期の自動車生産が最大20%減少し、利益が最大25億ドル押し下げられる可能性があるとの見通しを示した。