[東京 6日 ロイター] -

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 109.32/34 1.2005/09 131.27/31

午前9時現在 109.21/23 1.2006/10 131.13/17

NY午後5時 109.18/21 1.2005/07 131.07/11

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、若干ドル高/円安の109円前半。午前の取引では豪ドルが急落。豪ドルに対するドル高がドル/円にも波及し、ドルが底堅く推移する場面が見られた。きょうは英中央銀行の金融政策委員会(MPC)やスコットランド議会選挙が予定され、英ポンドを巡る金融・政治イベントが注目される。

ドルは実需の買いを受け仲値後に109.38円まで上昇。正午にかけて109.42円まで再度上昇したが、背後には豪ドルの値動きがあったという。

中国国家発展改革委員会が6日、中豪戦略経済対話の下での全ての活動を「無期限に」停止することを決めたと発表したことを受け、豪ドル/円は84.82円の高値から正午前に84.25円付近まで急落。豪ドル/米ドルも高値0.7757ドルから0.7699ドルまで急落した。

市場では「中国発の報道を受けた豪ドル安/米ドル高が対円でのドル高につながり、ドルは109.42円まで持ち上がった」(アナリスト)との指摘が聞かれた。

中国は、オーストラリアが昨年、新型コロナウイルスの発生源を巡る独立調査を求めたことに反発し、通商面で報復措置を導入しており、両国の関係は冷え込んでいる。  

きょうのドル/円は豪ドル関連の材料で上昇したものの、市場では米国で超金融緩和政策が長期化するとの思惑が根強く、ドルは伸び悩んだ。

ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は5日、月額1200億ドルの債券購入プログラムは新型コロナウイルスのパンデミックによる影響から経済を回復させるために意図した通りに機能していると指摘するとともに、強力な金融緩和継続の必要性を説いた。

こうした当局者発言を受け、「ドルが買われやすい地合いにはなりにくい」(ソニーフィナンシャルHD・アナリスト、森本淳太郎氏)との指摘があった。

米10年債利回りは1.5%後半で小動きとなり、ドル高をけん引するような金利上昇は見られなかった。

きょうの英MPCは政策据え置きの公算が大きいとみられているが、新型コロナワクチンの普及で英経済の正常化に向けた期待が高まっている。仮にテーパリング(量的緩和の段階的縮小)について示唆があった場合は「英ポンドに買いが膨らむ可能性が高い」(国内証券)という。