[ロンドン 5日 ロイター] - 英銀行大手バークレイズのナイジェル・ヒギンズ会長は5日、来年の株主総会で、同行の気候変動対策に関する勧告投票を実施する方針を示した。

同行の気候変動対策が成果を出しているかどうか、株主が意見を表明する機会となる。

各国の銀行に対しては、株主、活動家、一般市民から、化石燃料事業への融資を減らし、気候変動対策を強化するよう求める声が出ている。

同会長はオンライン形式で開いた年次株主総会で、気候変動対策について株主と協議し、追加の目標を検討すると表明。「言葉だけで済ませるのは全く馬鹿げている。当行が行動で約束を裏付けているかどうか、データで明らかになるだろう」と述べた。

バークレイズは昨年3月、同行と融資先の活動による二酸化炭素の排出量を2050年までに実質ゼロにする目標を掲げたが、環境活動家は同行の対応が遅いと批判、5日の株主総会で対策の強化を求める動議を採択するよう求めていた。

同行は、動議の採択に反対するよう株主に推奨。動議は、投票した株主の86%の反対で否決された。