[6日 ロイター] - 新型コロナウイルスワクチンを手掛ける米バイオ医薬品企業モデルナは6日、第1・四半期決算に合わせて発表した2021年通期の売上高予想を4.3%上方修正し、192億ドルに引き上げた。

第1・四半期の総売上高は19億4000万ドルで、前年同期から約230倍増加。ワクチンの売上高は17億ドルで、1億0200万回分を販売した。

1株当たり利益は2.84ドルだった。同社がコロナワクチン販売による利益を計上するのは初めて。

リフィニティブの予想によると、売上高は20億4000万ドル、利益は1株当たりは2.39ドルだった。

また、22年にはワクチン生産が30億回分に増加すると予想。各国のワクチン備蓄やワクチン効果を高める「ブースター」の契約需要を見込んだ。

モデルナは5日、同社の新型コロナワクチンか、南アフリカ型変異株に対応する新ワクチン候補のいずれかを3回目として接種する臨床試験(治験)で、南ア型やブラジル型の変異株に対する抗体の増加を示す暫定データが得られたと発表した。

また、6日には12─17歳の子どもを対象とした初期の治験で、96%の有効性を示したと明らかにした。