[13日 ロイター] - 中国電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディングが13日に発表した第4・四半期(1─3月期)決算は、2014年の上場以来初の営業赤字となった。巨額の罰金支払いが業績を圧迫した。

米上場株は3%近く値下がりした。

中国当局は4月、アリババが独占禁止法に違反したとし180億元(約28億ドル)の罰金を課した。罰金額は独禁法違反としては国内最高で、同社の19年売上高の約4%に相当する。

営業損益は76億6000万元(11億9000万ドル)の赤字となった。

最高経営責任者(CEO)の張勇(ダニエル・チャン)氏は「当局の罰金支払い命令がプラットフォーム経済と社会の関係、および当社の社会的責任とコミットメントについて考えるきっかけとなった」と語った。

売上高は1874億元に拡大。リフィニティブのアナリスト予想平均である1804億1000万元を上回った。

主要なショッピングサイトの売上高は72%増の1613億7000万元。新型コロナウイルス禍が収束しない中、消費者によるネット通販利用の継続が追い風になった。

クラウド事業の収益は37%増の168億元。ただし伸びは前年の58%から鈍化し、少なくとも2016年以降で最小だった。

今年度の売上高は9300億元を見込む。市場予想は9282億5000万元。