[台北 14日 ロイター] - 台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業が発表した第1・四半期決算は、前年同期比で13倍以上の大幅増益となった。

新型コロナウイルスの流行に伴う在宅勤務の拡大でスマートフォンやノートパソコンなどの需要が増加した。

同社は電子機器の受託生産で世界最大手。米アップルのiPhoneを組み立てている。

第1・四半期の純利益は282億台湾ドル(10億米ドル)。前年同期は21億台湾ドルだった。リフィニティブがまとめた市場予想(244億1000万台湾ドル)を大幅に上回った。

前年同期は新型コロナウイルスの流行初期で事業が悪化していた。

鴻海によると、第1・四半期の販売は、スマホやウェアラブルデバイスを含む主力消費者向け機器が前年同期比15%以上増えたほか、ラップトップなどコンピューター製品も15%強伸びた。

第1・四半期の売上高は前年同期比45%増の1兆3400億台湾ドルとなった。

同社は第2・四半期も成長が続くと指摘。消費者向け機器はともに再び15%以上の売り上げ増を見込んでいるとした。

鴻海の株価は年初来で14%高。14日は1.5%上昇して終了。台湾株式市場の加権指数は1%高だった。