[フランクフルト 22日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のチーフエコノミストを務めるフィリップ・レーン専務理事は22日、ユーロ圏のインフレ率が今後数年間、安定して上昇する見込みで、物価が異常に急騰するようなパラダイムシフトは想定していないという考えを示した。

失業率が15%前後で推移し、賃金の伸びも弱い中、現在の比較的高い物価上昇が永続的な伸びにつながるとは考えにくいと指摘。「労働市場がこのような状態では、非常に強い賃金インフレを引き起こすことは非常に難しい」とした上で、「インフレ率は今後安定したペースで上昇するとみられるが、何か新しいパラダイムが起こるとは想定していない」と述べた。