[27日 ロイター] - 米S&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズが27日に発表した5月のS&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(主要20都市)は前年比17%上昇し、2004年8月以来、16年9カ月ぶりの大幅なプラスとなった。市場予想は16.4%上昇だった。

前月比は1.8%上昇した。市場予想は1.6%上昇だった。

前年比で最も大きく上昇したのはフェニックス、サンディエゴ、シアトル。

リアルター・ドットコムのシニアエコノミスト、ジョージ・ラティウ氏は「住宅ローン金利が歴史的な低水準にある中、新型コロナウイルス感染拡抑制策の緩和で経済活動が再開され、住宅購入が触発されている」と述べた。

米国では供給不足を反映し、住宅価格が全国的に高騰。ただ金融危機直前の2007─09年とは異なり、現在は投機的な住宅投資や信用力の低い人による住宅購入は見られていない。

商務省が26日に発表した6月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比6.6%減の67万6000戸と、市場の増加予想に反し減少し、昨年4月以来14カ月ぶりの低水準となった。資材価格の高騰とそれに伴う住宅価格の急上昇が住宅市場に対する向かい風となっている可能性が示唆された。