[パリ 2日 ロイター] - 仏保険大手アクサが2日発表した上半期決算は、純利益が180%増となった。昨年は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)で15億ユーロ(18億ドル)の損失を計上していた。

上半期の純利益は39億9000万ユーロ。前年同期は14億3000万ユーロのだった。

企業向けのXLグループ部門が、6億1900万ユーロの黒字に転換。事業中断やイベントのキャンセルなどで打撃を受けた前年同期は8億4300万ユーロの赤字だった。

実質ベースの利益は93%増の36億4000万ユーロ。昨年の新型コロナ関連の保険金請求を除くと同利益は12%増加した。

ジェフリーズのアナリストは「アクサの業績はコンセンサス予想を明らかに上回った。アクサXLの基礎収益は40%増(コロナ関連を除く)で、特に好調な要因となっている」と指摘した。

しかしアクサは、7月にドイツとベルギーで発生した大規模な洪水により、税引前、再保険控除後で約4億ユーロの保険金請求が発生するとの推計を発表した。