[ニューヨーク 3日 ロイター] - 本格化している米企業の四半期決算で好業績が相次いでおり、すでに大幅増益を見込んでいる市場予想の一段の引き上げにつながっている。

リフィニティブによると、2日朝の時点でS&P総合500種構成銘柄のうち約300社が第2・四半期決算を発表済み。アナリストの増益率予想は約90%と7月初めの65.4%から上方修正されている。

第2・四半期決算を発表した企業のうち利益がアナリスト予想を上回った割合は約89%で、少なくとも1994年以降で最も高い水準となった。

ロングボウ・アセット・マネジメントのジェイク・ダラーハイド最高経営責任者(CEO)は「期待外れだった一部の企業を除き、全ての企業が堅調な業績だった。驚異的な決算発表シーズンとなったが、そうなることが見込まれていた」と指摘。「第3、第4・四半期にはちょっとしたつまずきがあるかもしれない」と述べた。

リフィティブによると、第3・四半期は29.6%、第4・四半期は21.2%の増益が見込まれている。

今期はアップル、ウェルズ・ファーゴ、エクソン・モービル、JPモルガン・チェースなどが増益に大きく貢献。リフィニティブによると、今期の増益に貢献した上位10社のうち金融機関が半数を占めた。

USBのストラテジストは2日付メモで「サプライズはポジティブかつ大きく、セクター全体にわたる」としながらも、「結果に対するリターン」はまちまちとした。

S&P500は非公式に決算シーズンが始まった7月13日以降でほぼ横ばいとなっている。