[4日 ロイター] - 米サンフランシスコ(SF)地区連銀のデイリー総裁は4日、米連邦準備理事会(FRB)は年内もしくは来年早期に債券買い入れ縮小を開始する状況になる可能性が高いとの見方を示した。

米PBSのインタビューで同総裁は「労働市場の改善継続や新型コロナウイルスの持続的な抑え込み、ワクチン接種率上昇といった、経済がさらなる著しい進展を遂げたことを示す極めて基本的な手掛かりを私は求めている」と述べた。

「現時点の私の見通しでは、年内か来年早期にこの基準に達する見込みだ」とした。

感染力の強いデルタ型変異株による経済への影響については「対応が追い付かなければ、米経済成長を鈍化させる可能性があるのは間違いない」とし、既に一部の経済活動を抑制していると指摘。

「現時点で米国の回復を腰折れさせるとは思わないが、世界経済の回復には既に非常に深刻な影響が出ており、それ自体が米国の成長にとって逆風だ」と述べた。