[20日 ロイター] - リフィニティブのデータによると、今年1─8月に世界のアクティブ株式ファンドに366億ドルが流入した。株価上昇や指数以上のリターンを狙った個人投資家からの資金流入が背景。過去7年間は資金流出だった。

地域別では欧州に1551億ドル、アジアに417億ドルが流入した一方、米国からは1910億ドルが流出。ただ、米国の流出額は20年に比べ32%減少した。

投資コンサルタント会社エーオンのシニアパートナー、ラス・イビンジャック氏は「今回の資金流入はポートフォリオのリバランスのほか、投資家が変化する環境にダイナミックに対応できるアクティブファンドのマネジャーを求めていることに関連している」と指摘。「インデックス運用に全精力を傾けている大半の投資家が効率的ではない市場でアクティブ運用が提供する追加的なリターンを求めているため、アクティブ戦略への資金流入は今後も堅調に推移するだろう」と述べた。

アクティブファンドは手数料の高さに加え、パッシブファンドに比べパフォーマンスが低下していたことから、ここ数年は資金流入が低迷していた。

アクティブ株式ファンドの今年のリターンは13.8%。パッシブ株式ファンドのリターン14%を下回っている。