[ワシントン 20日 ロイター] - 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は20日、バッテリーの発火問題でリコール(無償の回収・修理)を実施した電気自動車(EV)「シボレー・ボルト」について、バッテリーの生産が再開したと明らかにした。来月中にバッテリーの交換を開始する。

GMによると、サプライヤーである韓国LGのオランダと米ミシガン州にあるバッテリー工場が生産を再開、LGはGMへの電池セルの供給を増やすために生産能力の増強に取り組んでいるという。

同EVで13件の発火事故が報告され、追加リコールを決めたのに続き、GMは先週、ミシガン州にある完成車工場の操業停止を少なくとも10月半ばまで延長すると発表した。GMは20日、同EVの生産再開時期についてコメントを控えた。

GMの株価は発表を受けて下げ幅を縮小し、3.8%安の49.37ドルで引けた。

GMは8月にボルトのリコール対象を14万台以上に拡大。リコール費用は推定18億ドルで、LGに補償を求めるとしている。

GMは20日、交換用バッテリーモジュールのディーラーへの出荷を早ければ10月半ばに開始すると発表。LGが新たな製造工程を導入し、バッテリーについて安心を提供するためにGMと協力して品質保証プログラムを見直し、強化したと説明した。

また、GMとして、バッテリーの損傷と関連があるかもしれない特定の異常を検知する新たな診断ソフトウエアを約60日以内にリリースする計画を明らかにした。