[ベルリン 23日 ロイター] - IHSマークイットが23日発表した9月のドイツ購買担当者景気指数(PMI)速報値は、供給制約の問題などが影響し製造業、サービス部門ともに失速した。

製造業PMIは58.5で、8月の62.6から低下し8カ月ぶりの低水準となった。

サービス部門PMIも60.8から56.0に低下し4カ月ぶりの低水準。

製造業とサービスを合わせた総合PMIは55.3。8月の60.0から低下し7カ月ぶり低水準となった。

IHSマークイットのアナリスト、フィル・スミス氏は、調査結果は夏の間に急回復していた事業活動が踊り場に入ったことを示すと指摘。ただそれでも第3・四半期の経済成長は第2・四半期の1.6%を超えるとの見方を示した。

スミス氏によると、企業はパンデミックを近く克服できるとの期待から事業について強気な見通しを持っているが、サプライチェーンの問題や価格上昇による需要へのリスクが引き続き成長見通しを抑制している。

IFO経済研究所は22日、サプライチェーンの混乱や中間財の不足を受けて、新型コロナウイルス禍からの景気回復ペースが鈍化していることを背景に今年のドイツの国内総生産(GDP)予測を下方修正した。