[東京 15日 ロイター] - 東京株式市場で、ソニーグループ株が大幅に3日続伸している。半導体受託生産で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が14日、日本に工場を建設すると発表。ソニーグループとデンソーが参画する方向だと日本のメディアが報じており、手掛かりとなっている。デンソーは7日続伸。

市場では「設備投資関連に思惑が波及しているようだ」(国内証券)との声も聞かれる。東京エレクトロンやSCREENホールディングス、レーザーテックといった半導体装置関連や、ファナックやキーエンスなどのファクトリーオートメーション関連もしっかりとなっている。

TSMCは2022年に着工し、24年後半の稼働を目指す。半導体の安定した供給網の確保が課題となっていた日本は、政府が資金面で支援する。同日夕方に会見した岸田文雄首相は「TSMCの総額1兆円規模の大型民間投資などへの支援についても経済対策に盛り込む」と語り、工場誘致を資金面で支える考えを表明した。