[ストックホルム 18日 ロイター] - 中国自動車大手の浙江吉利控股集団傘下のボルボ・カーは18日、新規株式公開(IPO)価格の仮条件を53─68スウェーデン・クローナに設定したと発表した。仮条件上限での企業価値は230億ドルとなり、欧州市場で今年最大規模のIPO案件となる見込みだ。

発表によると、IPOによる評価額は1630億─2000億クローナで、10月28日に取引が開始される。

サムエルソン最高経営責任者(CEO)は「特に北欧の投資家から非常に強い関心が見られる」と述べた。

ノードLBのアナリスト、フランク・シュウォープ氏は、ボルボ・カーの評価額が実現するかどうかはボルボ・カーと吉利が設立したスウェーデンの電気自動車(EV)メーカー、ポールスターにかかっていると指摘。ポールスターは有望企業だが、現時点では将来のための出資に過ぎず、今後どのように協力していくかにかかっているとした。

ポールスターは9月、特別買収目的会社(SPAC)のゴアズ・グッゲンハイムとの合併によって米ナスダック市場に上場すると発表した。企業価値の評価額は200億ドルと見積もった。