[20日 ロイター] - スイスの製薬大手ロシュは20日、2021年の売上高予想を上方修正した。

新型コロナウイルスのデルタ変異株の流行を受けて、検査や医薬品の需要が拡大したほか、事業全般が好調で、第3・四半期の売上高が予想を上回った。

2021年の増収率は、為替変動の影響を除くベースで1桁台半ばとなる見通し。従来予想は1桁台前半から半ばだった。

同社の幹部は「(新型コロナの)検査は、第4・四半期、また来年に入っても続く公算が大きい」と述べた。

第3・四半期の連結売上高は8%増の159億7000万スイスフラン(172億9000万ドル)。診断部門が18%の増収となった。ジェフリーズによると、アナリストの予想平均は154億8000万フランだった。

ロシュの「ロアクテムラ/アクテムラ」と「ロナプリーブ」は、複数の国で新型コロナの重要な治療薬となっている。