[21日 ロイター] - 米フェイスブックの独立監督委員会は21日、フェイスブックが特定の著名ユーザーアカウントの扱いについて「十分に情報提供していない」として、透明性の向上を求めた。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは9月に有名人や政治家、その他著名ユーザーが所有する数百万のアカウントが、一部の内部チェックから除外されていると報じていた。

特定ユーザーに対する措置を重ねてチェックするための「クロスチェック」と呼ばれるシステムについて、フェイスブックが透明性を確保していないと指摘。監督委は「フェイスブックは、透明性を高め、ユーザーを公平に扱う必要がある」と述べた。

1月6日の暴動後にトランプ前米大統領のアカウントを無期限停止したことを支持した5月の決定を巡り、フェイスブックが質問されるまでクロスチェックシステムについて言及しなかったと指摘した。

「政治指導者のアカウントレベルでの措置に関する特定のポリシーについての質問が含まれ、多くがクロスチェックの対象だと監督委が考えていることを踏まえると、この報告漏れは受け入れられない」とした。

フェイスブックは、助言的な意見の形で、クロスチェックシステムを見直し、どのように変更できるか提言するよう監督委に求めた。広報担当者は監督委の報告は「影響力がある」ものだと述べた。

監督委は、最初の四半期報告書で、2020年10月から21年6月末までに50万人超のフェイスブックおよびインスタグラムユーザーが異議申し立てを行い、3分の1超がフェイスブックのヘイトスピーチに対するルールに関連していたとしている。