[ワシントン 24日 ロイター] - イエレン米財務長官は24日、米国はインフレのコントロールを失ってはいないと述べ、インフレ率は来年下半期までに正常な水準に戻ると予想した。

CNNのインタビューで述べた。バイデン大統領のインフラ投資計画や社会保障関連歳出法案は、10年間かけて予算が執行されると説明。これがインフレを助長するかどうかについては言及しなかった。

イエレン氏は「われわれがインフレのコントロールを失いかけているとは思わない」と強調した上で「12カ月単位で見れば、インフレ率はこれまで起きたことを反映して来年に入っても高止まりするだろう。ただ、来年の年央、下期までには改善すると見込んでいる」と述べた。

新型コロナウイルスの状況が一段と落ち着くのに伴い、供給制約が和らぎ、米国人が労働力として戻ってくると予想した。

イエレン氏はまた、バイデン大統領の看板政策の1つである気候変動・社会保障関連歳出法案の財源を確保するのに、さまざまな異なる方法があるとの認識を示した。

パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の再任を支持するかどうかについては回答を避けたが、金融機関の規制はパウエル氏やその前任であるイエレン氏自身、バーナンキ元議長によって強化されたと指摘した。