[パリ 27日 ロイター] - フランス国立統計経済研究所(INSEE)が27日発表した10月の消費者信頼感指数は、長期平均を下回った。物価上昇を受けて、貯蓄が難しくなるとの不安が広がった。

10月の同指数は、前月から2ポイント低下し、99。ロイターがまとめたアナリスト予想は101だった。

欧州では、エネルギー価格が高騰し、インフレが進行。フランス政府は先週、ガス・電気・ガソリン価格の値上がりを受けて、低所得世帯に100ユーロを支給すると発表した。

ただ、一部の世帯は、食費や自動車への給油を減らし、暖房も控えめにしていると回答。将来に備えて貯蓄できるとの自信は大幅に低下し、将来の見通しについてもやや悲観的になった。

一方、雇用に対する不安は大幅に後退。新型コロナウイルス禍から景気が回復していることが背景とみられる。