[ロンドン 28日 ロイター] - 世界のグリーン債(環境債)投資額が2022年末までに年間で初めて1兆ドルに到達すると投資家が予想する調査結果が28日、発表された。

調査を実施したのはロンドンに本拠を置く非営利団体クライメート・ボンズ・イニシアチブ。企業、資産保有者、運用担当者、開発銀行、規制当局、格付け会社など353社に調査した。

環境債投資が1兆ドルを超えるのはいつかという設問で、来年第4・四半期との回答が最も多く全体の4分の1を占めた。23年第4・四半期と予想したのが約13%、23年第2・四半期が12%、23年第3・四半期が10%だった。

クライメート・ボンズ・イニシアチブの代表ショーン・キドニー氏は「待望の1兆ドル到達は、22年末であろうと23年中であろうと現実味を帯びている」と述べた。ただ気候危機が深刻化しており、目標を引き上げる時にきているとし、25年までに年間投資額5兆ドル到達を新たな目標にすべきと述べた。

クライメート・ボンズ・イニシアチブは、今年の環境債発行が過去最高の5000億ドルに達すると予想している。昨年は2970億ドル。