[シンガポール 2日 ロイター] - 東南アジアの配車最大手・グラブは2日に特別買収目的会社(SPAC)アルティメーター・グロースとの合併を通じて米ナスダック市場に上場する。

グラブは、配車サービスとしてスタート。現在はフードデリバリーや保険分野などにも参入しており、8カ国400都市で事業を展開している。米市場上場は創業9年目の同社にとり大きな節目となる。

同社には、ソフトバンクグループや中国配車アプリ最大手の滴滴出行(ディディ)が出資している。

調査会社・スマートカルマのアナリスト、アンガス・マッキントッシュ氏は「市場の競争激化が見込まれることを考えると、今回のグラブ上場は市場の注目だ」と指摘する。

グラブの競合であるシンガポールのネット通販シーやインドネシアのGoTo(ゴートゥー)なども成長が見込める東南アジア地域のインターネット経済に期待して事業を拡大している。

グラブは12年に米ハーバード大経営大学院の同級生だったアンソニー・タン氏とタン・フイリン氏がマレーシアで配車サービスアプリとして創業した。その後、他のサービスにも参入し、本社をシンガポールに移し、周辺地域に事業を拡大した。