[メキシコ市 1日 ロイター] - IHSマークイットが1日発表した11月のメキシコ製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.4と、10月の49.3から小幅上昇した。サプライチェーン(供給網)の問題が引き続き重しとなる一方、投入コストが上昇し、景況改善・悪化の分岐点となる50を昨年3月以来21カ月連続で下回った。

PMIは新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響が広がる中、昨年4月には過去最低の35.0に落ち込んでいた。

今回の調査は、製造業部門の一段の状態悪化の兆候を示しているが、悪化はコロナ禍発生後より緩やかになっている。

IHSマークイットのエコノミクスアソシエートディレクター、ポリアンナ・デリマ氏は、「メキシコ製造業はまたもサプライチェーン問題の悪影響を受けたが、最新の生産減少については需要低迷も一因となった」と述べた。

メキシコ国立統計地理情報院(INEGI)が11月25日に発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)確報値(季節調整済み)は、前期比0.4%縮小した。サービス業の低迷やサプライチェーン問題が景気を圧迫し、予想以上の落ち込みとなった。