[東京 7日 ロイター] - 内閣府が7日公表した10月の景気動向指数(速報値、2015年=100)は、指標となる一致指数が前月から1.2ポイント上昇した。自動車などの生産回復が寄与し、4カ月ぶりのプラスだった。

項目別では耐久消費財出荷、鉱工業生産財出荷が改善した。自動車・二輪車やリチウムイオン電池の出荷が伸びた。欧米向け自動車好調で輸出数量指数も改善した。

一致指数の3カ月移動平均は、4カ月連続で前月比マイナスとなっており、同指数から機械的に決める基調判断は「足踏みを示している」とし、前月から据え置いた。

先行指数は同1.9ポイント上昇の102.1と4カ月ぶりにプラスだった。最終需要財在庫率や消費者態度指数、日経商品指数などが押し上げた。自動車の在庫改善、新型コロナウイルスの感染縮小などが寄与した。商品指数は、非鉄・原油・鋼材価格が押し上げた。一方、東証株価指数は前月比3.5%低下し指数を下押しした。 

遅行指数は前月比0.2ポイント低下の93.2と3カ月連続マイナスだった。最終需要財在庫率や法人税収入が悪化した。消費者物価指数は小幅マイナスに下押しした。完全失業率は改善した。

*内容を追加しました。