[19日 ロイター] - 米小売業大手コールズは19日、高インフレを背景に2022年度の通期の業績予想を下方修正した。通期の調整後1株当たり利益を6.45─6.85ドルと、従来予想の7.00─7.50ドルから引き下げた。

通期の売上高は前期より最大で1%増えるとの見通しを示した。従来予想は2%─3%増だった。

コールズの2―4月の第1・四半期の売上高は前年同期比5.2%減の34億7000万ドル。リフィニティブのデータによると、調整後1株当たり利益は0.11ドルで、予想の0.70ドルを下回った。

コールズのミシェル・ガス最高経営責任者(CEO)は第1・四半期の売り上げは好調にスタートしたものの、4月に消費者がインフレ圧力を感じ始めて需要が「大幅に弱まった」と指摘した。

買収先の模索については、複数の相手と交渉中であることを改めて表明した。

米小売業大手は、約40年ぶりの高インフレによって利益率と消費者の購買力に悪影響が出始めていると警告している。同業のウォルマートとターゲットは今週、燃料価格や輸送コストの高騰によって22年第1・四半期の利益が急減したと発表。物価上昇により消費者が必需品への支出を優先しているとした。今回、コールズもこれに続いた。