[ケーニヒスヴィンター(ドイツ)/東京 20日 ロイター] - 鈴木俊一財務相は主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議で、4月会合に続いて為替の状況について説明したことを明らかにした。初日の討議終了後「最近の為替相場の急速な動きについて説明した」と現地で記者団に語った。

鈴木財務相は「G7として為替政策に関する合意事項を再確認することが重要であること、日本としてこの合意に沿って緊密な意思疎通を図りつつ、為替の問題に適切に対応していく考えであることを申し上げた」と語った。

為替を巡って「これまで確認されていることがあり、それを再確認することが大切だと思う」との考えも併せて述べた。

初日の討議で議題となった世界経済に関し「ウクライナ情勢と長期的な成長の2つに焦点をあてて議論した」ことも明らかにした。

ウクライナ政府が教育、医療などの公共サービスを維持できるよう迅速な支援を提供することが極めて重要との認識も示し、日本政府として「世銀との協調融資を3億ドルから6億ドルに倍増することについて手続きを進めることを申し上げた」と述べた。

世界経済を巡る議論では「全体としてインフレ懸念に対する議論が多かった」との受け止めも語った。ロシア産石油に関税を課すことについては「特段の議論にはならなかった」とした。