[ダボス(スイス) 23日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであるビルロワドガロー仏中銀総裁は23日、7月と9月のECB理事会での利上げは基本的に確定事項との見方を示した。

これに先立ち、ラガルドECB総裁は中銀預金金利について、9月末までにマイナス金利が解消される公算が大きいとの見通しを表明。インフレが2%で安定すれば、さらに利上げを進める可能性があると述べていた。

ビルロワドガロー総裁は「ダボス会議」で、「ラガルド総裁の発言を踏まえると、合意が得られつつあるため、(利上げは)おそらく確定事項になっている」と述べた。

このほか、ユーロ圏の経済成長は底堅いとの認識を表明。短期的な主要な課題はインフレだとし、インフレ率は高水準にあるだけでなく、裾野が広がっているため、ECBは政策を正常化する必要があると指摘。ECBは政策を正常化させるが、引き締めることはしないとの考えを示した。

その上で「インフレと成長の間の短期的なトレードオフはないと考えている」とし、「短期的にECBはインフレ対応を優先する」と述べた。

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