[チューリヒ 25日 ロイター] - スイス国立銀行(中央銀行)のジョルダン総裁は、世界の金融政策が「2008年以来初めて、引き締めに向かうという新局面を迎えつつある」という認識を示した。

ジョルダン総裁は、スイス誌ビランツのインタビューに対し、「インフレがすでに世界的に高水準で推移し、多くの国で上昇が続いていると同時に、経済活動が世界的に減速するという、金融政策にとって不快な状況に移行しつつある」と語った。

ビランツはジョルダン総裁の発言について、スイス中銀がスイスフラン高阻止に向け維持してきた超緩和的な政策からの転換を示唆していると指摘。しかし、ジョルダン総裁の発言の解釈に関するロイターの質問に対し、スイス中銀はコメントを避けた。インタビュー記事は27日に掲載される。

ジョルダン総裁はまた、中銀が6月16日に開く会合では「海外におけるインフレ急騰によるスイスへの影響についても精査が行われる」と述べた。