[ロンドン 25日 ロイター] - 英小売マークス・アンド・スペンサー(M&S)は25日、数カ月以内にロシアでのフランチャイズ契約を打ち切ると明らかにした。

ロシアにおける提携先への出荷を3月に停止しており、撤退に伴い3100万ポンド(3900万ドル)を計上する。

ウクライナ軍事侵攻以降、マクドナルドやスターバックスなど欧米企業はロシアからの撤退を発表している。

M&Sは、地元提携先との複雑な法的取り決めによりロシア店舗の閉鎖は難しいとしていた。同社はロシア国内に48店舗を持ち、約1000人の従業員がいる。

退任予定のスティーブ・ロウ最高経営責任者(CEO)は記者団に、プーチン政権が続く限りロシア事業を再開する予定はないと述べた。

4月2日までの1年間の調整後税引前利益は5億2290万ポンドとほぼ予想通りで、新型コロナウイルスの打撃を受けた2020─21年度の4160万ポンドから増加した。

一方、22─23年度については、ロシア事業で収益が見込めないことやオンライン宅配のオカド・グループとの合弁事業の収益減少などで低調になるとの見通しを示した。