[コロンボ 30日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は30日、スリランカ当局と建設的な協議を行ったと表明した。与信枠について近く予備的な承認を得られる可能性があるとの期待が高まっている。

IMFは「拡大信用供与(EEF)について近くスタッフレベルの合意成立を視野に事実上協議を継続していく」と表明した。

スタッフレベルの合意は、IMF理事会による最終承認に先立ち必要となるが、スリランカの債権者の協力も必要となるため、時間がかかるとみられている。

IMFは「公的債務は持続不可能と評価されているため、理事会の承認には、債務の持続可能性が回復されるというスリランカの債権者からの資金面の確約が必要となる」と述べた。

アナリストは、スタッフレベルの合意が成立しても、債務の再編には長い時間がかかると予想している。

IMFは、貧困層を適切に保護しながら高水準の財政赤字を削減する必要があると主張。歳入が低迷しているため、広範囲に渡る税制改革が早急に必要だと指摘した。

インフレ抑制、深刻な対外収支への圧力への対応、汚職対策、経済成長を高める改革の実行が必要との認識も示した。