[アムステルダム 10日 ロイター] - オランダの銀行ABNアムロが10日発表した第2・四半期決算は、純利益が21%増加して4億7500万ユーロ(4億8500万ドル)となりアナリストの予想を上回った。コストが増えたものの、貸倒引当金の戻し入れで相殺した。

前年同期は3億9300万ユーロ。同行が集計したアナリストの予想は3億1200万ユーロだった。

オランダ経済の回復に伴い、企業の借り入れや住宅ローンの需要が強まった。既存顧客の信用力の向上も業績に寄与した。

営業費用は8%増加。マネーロンダリング(資金洗浄)対策費が増加したほか、規制変更に関連した投資が押し上げ、アナリストの予想を上回った。

純金利収入は3%減の12億7000万ユーロで予想をわずかに下回った。

ABNは、金利の上昇に伴い、純金利収入は下半期に底打ちになるとの見方を示し、通年の総金利収入を52億ユーロ程度と予想した。従来は通年の純金利収入を約51億ユーロと予想していた。

ABNによると、欧州中央銀行(ECB)はオランダ政府が保有株を売却するのを条件に2億5000万ユーロ相当の自社株買いを承認した。オランダ政府は同行株を56%保有する。