[ロンドン 17日 ロイター] - 17日の英国債市場で、2年債利回りが急上昇し、およそ2008年の世界金融危機以来の高水準を付けた。予想を上回るインフレ指標を受け、イングランド銀行(英中央銀行)による追加利上げへの期待が高まった。

英国立統計局(ONS)が17日発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比10.1%上昇した。6月(9.4%上昇)から加速し1982年2月以来の高い伸びとなった。ロイターがまとめたエコノミスト予想(9.8%上昇)も上回った。

英2年債利回りは30ベーシスポイント(bp)以上上昇し一時2.453%と、6月21日に付けた高水準を突破し、08年11月以来の高水準となった。終盤は2.38%。

フェデレーテッド・ハーミーズのシニアエコノミスト、シルビア・ダルアンジェロ氏は「前日の堅調な雇用関連指標に続き、インフレ率が予想を上回ったことを受け、英中銀が次回会合で0.50%ポイントの追加利上げを決定する可能性が高まった」と述べた。

指標10年債利回りは15bp上昇の2.28%。2・10年債の利回り格差はマイナス14bp。長短国債利回りが逆転する「逆イールド」の幅は08年6月以来の水準に拡大した。