[ロンドン 3日 ロイター] - 情報サイトのダップレーダーによると、NFT(非代替性トークン)の売上高が第3・四半期に急減した。「暗号資産の冬」が到来しており、NFT需要が近く回復する兆しはほとんどない。

同期の売上高は34億ドルで、前期の84億ドルから減少。需要がピークを付けた今年第1・四半期の125億ドルも大きく下回った。

NFT市場は、2021年には暗号資産(仮想通貨)の価格上昇と投資家のリスク選好姿勢の高まりの恩恵を受けたが、22年に入ると中央銀行の相次ぐ利上げで投資家のリスク選好度が低下するなど状況が急変した。代表的な暗号資産ビットコインは1万9000ドル前後で取引されており、11月のピークである6万9000ドルから下落している。

NFT最大のマーケットプレース、米オープンシーのNFT売上高は9月に5カ月連続で減少した。デビン・フィンザー最高経営責任者(CEO)は、現在はマクロ経済の落ち込みと暗号資産の冬が同時に起きているという点が特異だと指摘。このため、低迷がどれだけ続くかについて保守的に予想することが賢明だと述べた。