[ニューヨーク 30日 ロイター] - 米バイオ医薬品会社モデルナのポール・バートン最高医療責任者(CMO)は29日、臨床試験で非白人以外の人種の多様化を進める上で、新型コロナウイルスワクチンの開発から同社が経験を積むことができたと述べた。ニューヨークで開かれたロイターネクスト会議で発言した。

バートン氏によると、同社の最初の新型コロナワクチンで2020年に臨床試験を実施した際には、非白人の参加者も増やすのに苦労し、なかなか集められなかった。ただ、ワクチンを本当に受け入れられるものにするには、さまざまな集団からあらゆる人種に参加してもらうことが必要だと考え、最終的にはその時の治験者3万5000人のうち37%を非白人にできたという。

同社ではRSウイルス感染症やサイトメガロウイルス感染症に対するワクチンでも治験者の35%超を非白人が占めているとした。