[ソウル 1日 ロイター] - 韓国産業省は1日、トラック運転手による全国的なストライキに伴い、国内の自動車などの産業で物流の停滞により1兆6000億ウォン(約12億3000万ドル)の損失が出ているとの試算を示した。労働条件や賃金などを巡る政府と労組の協議は、現時点で妥結のめどが立っておらず、ストが長期化する可能性がある。

2万人以上のトラック運転手が参加するストは1日で8日目に入り、同国のサプライチェーンの混乱は一段と拡大。政府は先月29日にセメント業界のトラック運転手に職場復帰を命じており、復帰命令の対象を今後さらに広げるとみられる。

産業省によると、セメント、鉄鋼、自動車、石油精製業界は、先週ストが始まってから7日間で、出荷ができないことにより1兆6000億ウォンの損失を被ったという。

政府と労組との次回交渉の日程は未定。