[ロンドン 1日 ロイター] - ブラックロック・インベストメント・インスティテュート(BII)のストラテジストは1日、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の発言をきっかけとした株高に懐疑的な見方を示した。

パウエル氏が11月30日の講演で米利上げペース減速を示唆したことから、株式市場は買いが優勢となった。

BIIのウェイ・リー氏は2023年の見通しに関する会見で、パウエル氏は、金利が当面は高止まりすることも示唆しているとし 「毎回の会合で何が起こるかを推測することはできない。本当に重要なのは金利がいつピークに達し、いつ利下げが始まるかだ」と指摘。「それがわれわれが現時点で株価の大幅高を追い求めていない理由だ」と説明した。

ドルの勢いは来年失速する可能性が高く、来年の景気後退(リセッション)を見込んでいるとした。

インフレ率は今後低下し、新型コロナウイルス禍前よりも高くはなるが、その水準で落ち着くと述べ、これら全ての要因を踏まえると、ドルは22年のような勢いを維持することはできないとの見方を示した。