[東京 31日 ロイター] - 日本自動車工業会(自工会)は30日、豊田章男会長(トヨタ自動車社長)が退任すると発表した。豊田会長はトヨタ社長を4月に退任する予定で、自工会は理事の就任を「各社の執行をつかさどる社長であること」と規定しているため、豊田氏から会長職について辞意の表明があったという。

今後の役員体制については、副会長・理事を対象とした臨時の理事ミーティングを開催し決定する。

トヨタは26日、佐藤恒治執行役員が4月1日付で社長に昇格し、豊田社長が代表権のある会長に就任する人事を発表した。