[ワシントン 31日 ロイター] - コンファレンス・ボード(CB)が31日発表した1月の米消費者信頼感指数は107.1と12月の109.0から低下した。ロイターがまとめたアナリスト予想は109.0だった。

向こう1年間の期待インフレ率は6.8%と先月の6.6%から上昇した。

現況指数は150.9と先月の147.4から上昇。ただ期待指数は12月の83.4から77.8に低下した。期待指数は80を下回ると景気後退(リセッション)リスクが高まっていると示唆される。

雇用情勢では、職が「十分」と「就職困難」の回答から算出する労働市場格差は36.9と12月の34.5から上昇。これは米雇用統計の失業率との関連性が高いとされている。

ネーションワイドのシニアエコノミスト、ベン・エアーズ氏は「われわれは今年半ばまでに緩やかなリセッション(景気後退)に陥ると予想しているが、ほとんどの家計と企業は財務基盤がしっかりしているため、景気後退は限定的になるはずだ」と述べた。