[ワシントン 1日 ロイター] - 米商務省が1日発表した2022年12月の建設支出(季節調整済み)は年率換算で前月比0.4%減少した。ロイターがまとめたエコノミスト予想は横ばいだった。住宅ローン金利上昇を背景に一戸建て住宅建設が引き続き低調だったことが響いた。

前年同月比では7.7%増加。22年全体では10.2%増加した。

12月は民間部門の建設支出が前月比0.4%減。住宅建設は0.3%減少し、うち一戸建て住宅が2.3%減少した。一方、旺盛な賃貸住宅需要を背景に集合住宅は3.2%増加した。

ガス・油井掘削などの民間非住宅建設は0.5%減。

公共部門の建設支出は0.4%減。州・地方政府が0.1%、連邦政府が4.1%、それぞれ減少した。