[ワシントン 3日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が3日発表した1月の非製造業総合指数(NMI)は55.2と、2022年12月の49.2から上昇した。新規受注回復とともに企業の支払い価格の伸びは鈍化し、年内の米景気後退を巡る懸念が漂う中で明るい兆しを示した。

ロイターがまとめたNMIの市場予想は50.4だった。

NMIは昨年12月、20年5月以来、2年7カ月ぶりに50を割り込んでいた。

新規受注は60.4と、12月の45.2から上昇した。

支払い価格指数は67.8と、供給のボトルネック緩和を背景に12月の68.1から低下した。

供給業者の納入を示す指数は50.0と、前月の48.5から上昇。50を超えると納入が遅くなることを示す。

雇用は前月の49.4から50.0に改善した。