Michael S. Derby

[ニューヨーク 12日 ロイター] - 米カンザスシティー地区連銀のシュミッド総裁は12日、インフレ率が目標とする2%を上回り、労働市場が力強いことを踏まえると、連邦準備理事会(FRB)は現時点で利下げを検討すべきではないと述べた。

シュミッド総裁は講演で「インフレ率がなお2%を上回り、労働市場が依然としてタイトであることを踏まえると、制約的な金融政策を維持することが適切になる」と述べた。

その上で、このところの経済指標でインフレ率が持続的に2%に戻る軌道に乗っていることを示す明確で説得力のある証拠をFRBは忍耐強く待たなくてはならないということが示されたと指摘。労働市場は依然として強いとし、インフレ率が目標に戻るには労働市場が弱まる必要があるとの見方を示した。

経済全般については、FRBの積極的な利上げにもかかわらず、経済成長率はトレンドを上回っており、経済活動は底堅いとした。

FRBの保有資産については、金利押し下げ要因になっているとし、バランスシートの大幅な縮小を望むと表明。現在の資産縮小ペースでは資金調達市場は負荷を受けていないことが示されていると述べた。