Takaya Yamaguchi

[東京 16日 ロイター] - 鈴木俊一財務相は16日、訪米に先立ち記者会見し、国際会議の場で「為替を含めた国際的な課題についてはG20(20カ国・地域)に限らず、さまざまな機会を捉え、必要に応じて日本の立場をしっかりと伝えていく」と述べた。同日午前の閣議後、財務省内で語った。

訪米中には国際通貨基金(IMF)・世界銀行の関連会合のほか、G20財務相・中央銀行総裁会議、主要7カ国(G7)財務相・中銀総裁会議に出席する。17日には初めてとなる日米韓財務相会合が開催される予定で、鈴木財務相は「昨今の世界を取り巻く課題の解決に向けて、しっかりと議論をリードしていきたい」と述べた。

G20やG7で「中東情勢は主要議題として取り上げられていない」との認識を示す一方、「中東情勢の悪化はエネルギーをはじめ世界経済に影響を与え得るリスク」とし、事態を注視する考えも強調した。

為替円安に関しては「今の動きをしっかりと注視している。必要に応じて万全の対応をしていく」と語った。足元の動きについて「行き過ぎた動きなのか、急激なのかについて私の認識を言うことはふさわしくない」との認識も重ねて示した。

為替が話題になるかとの問いには「現時点で為替を明示的に取り上げた議題は設定されていないと承知している」とした上で、「議題にならなくとも話題にはなる」と応じた。