Howard Schneider Pete Schroeder

[ワシントン 19日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が実施した市場参加者や学識経験者らを対象とした半期に一度の調査で、根強いインフレと高金利の長期化が金融安定に対する主要なリスクとして挙げられた。

FRBは調査結果を19日に公表。地政学的な情勢のほか、今年11月の米大統領選も「潜在的に大きな衝撃」になる可能性がある問題として指摘された。

ただ、金利が高水準にあるにもかかわらず、金融システムに広範なリスクが及んでいる証拠はほとんど示されなかった。

調査は25人の市場参加者や学識経験者らを対象に3月に実施。FRB最新の金融安定性報告書の一部として含まれている。