[ワシントン 26日 ロイター] - 米労働省は26日、2019年から2023年までの生産性データを修正した。生産性や労働コストデータの基礎となる労働時間の計算にミスがあったという。

2023年第4・四半期の非農業部門の労働生産性は3.3%上昇と、3月に発表した改定値3.2%から修正した。2023年の生産性の伸びは1.3%で変わらずだった。

労働省は声明で「この誤りは、2019年第1・四半期から2023年第4・四半期までの全セクターにおける四半期および年間の全ての労働関連指標に影響を与えた」と述べた。

第3・四半期の生産性は、従来発表の4.7%上昇から4.6%上昇に修正された。第2・四半期は同3.1%上昇から3.2%上昇に、第1・四半期は0.6%低下から0.4%低下にそれぞれ修正された。