[東京 20日 ロイター] - 複数の国内メディアが19日までに、農林中央金庫(農林中金)が1兆円規模の増資を検討していることが分かったと報じた。米国債など外国債券の運用で膨らんだ巨額の含み損を処理した上で増資により財務の健全性を確保する。2025年3月期の純損益は5000億円規模の赤字に転落する恐れがあるという。今後、主な出資者である農業協同組合(JA)などと具体的な増資の方法を協議するとしている。