Shiho Tanaka

[東京 20日 ロイター] - 京成電鉄は20日、株主である英投資ファンドのパリサー・キャピタルが求めているオリエンタルランド(OLC)株の持ち分比率削減に対し、反対意見を表明した。OLC株式が中長期的な企業価値向上のために必要となる大型投資の原資となり得る資産であることや、OLC株式を短期的に売却し保有比率を15%未満にすること自体が目的化された提案であることなどが理由としている。

パリサーは、京成電鉄の株式を1.6%保有する第8位株主。OLC株の持ち分比率を15%未満に削減することなどを求める株主提案を4月に提出している。