Pesha Magid

[リヤド 20日 ロイター] - サウジアラビア国営航空会社サウディアグループは20日、欧州航空機大手エアバスのナローボディー(単通路)機を105機発注した。エアバスがサウジでの事業で勢いを取り戻している。

サウジで開催中の航空関連イベントで公表された。購入価格は明かされなかったものの、イベントの主催者は190億ドル近くだと見積もっている。

サウジは昨年、地域の航空ハブになるべく、リヤド航空の設立や滑走路6本を持つ空港の公表、米航空機大手ボーイング製旅客機78機の発注など、多額の投資をしている。

昨年11月、リヤド航空はナローボディー機の大量注文を数週間以内に行うと発表。ブルームバーグはボーイング機だと報じていた。しかし、数カ月がたっても注文は明らかにならず、20日のサウディアの発表でエアバスが脚光を浴びることになった。