Caroline Valetkevitch

[ニューヨーク 12日 ロイター] - 米国株式市場は、S&P総合500種とナスダック総合が3日連続で終値での最高値を更新した。朝方発表された米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことが材料視された。

ただ午後に入り、米連邦公開市場委員会(FOMC)で公表された経済見通しで、年内の利下げが1回のみと予想されたことを受け、日中高値からは下げて取引を終えた。

前回3月の見通しでは、年内3回の0.25%ポイントの利下げが想定されていた。

5月のCPIは前月比で市場予想の0.1%上昇に反し、変わらずとなった。ガソリン価格の下落が家賃の上昇を相殺した。

ウェドブッシュ・セキュリティーズの株式取引担当マネジングディレクター、マイケル・ジェームズ氏は「CPIは確かに予想よりも落ち着いた内容となり楽観的な見方をもたらしたが、それはきょうのメニューの半分に過ぎない」と指摘。

「FOMCはタカ派的で年内の利下げ予想が3回から1回に減った」とし、これを受けて市場が弱含んで終わると予想していたと述べた。

前日の引け後に決算を発表したソフトウエア大手オラクルは13.3%急伸。2025年度の売上高が2桁成長するとの見通しが好感された。

前日に大きく上昇したアップルは続伸し2.9%高で終了。時価総額が一時、マイクロソフトを超えて短時間ながら世界首位の座を取り戻した。

米取引所の合算出来高は118億株。直近20営業日の平均は127億4000万株。

ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を2.86対1の比率で上回った。ナスダックでも1.78対1で値上がり銘柄が多かった。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 38712.21 -35.21 -0.09 38950.65 39120.26 38621.45

前営業日終値 38747.42

ナスダック総合 17608.44 +264.89 +1.53 17502.15 17725.39 17490.64

前営業日終値 17343.55

S&P総合500種 5421.03 +45.71 +0.85 5409.13 5447.25 5409.13

前営業日終値 5375.32

ダウ輸送株20種 15130.03 +107.76 +0.72

ダウ公共株15種 915.26 -4.60 -0.50

フィラデルフィア半導体 5520.87 +155.49 +2.90

VIX指数 12.04 -0.81 -6.30

S&P一般消費財 1461.78 +12.24 +0.84

S&P素材 563.91 +1.23 +0.22

S&P工業 1039.72 +9.54 +0.93

S&P主要消費財 817.13 -8.25 -1.00

S&P金融 677.63 +0.59 +0.09

S&P不動産 239.50 +1.63 +0.69

S&Pエネルギー 679.16 -7.50 -1.09

S&Pヘルスケア 1699.17 -3.46 -0.20

S&P通信サービス 305.30 +0.53 +0.17

S&P情報技術 4308.34 +103.58 +2.46

S&P公益事業 352.88 -2.38 -0.67

NYSE出来高 9.82億株

シカゴ日経先物6月限 ドル建て 39165 + 215 大阪比

シカゴ日経先物6月限 円建て 39170 + 220 大阪比