[17日 ロイター] - 武田薬品工業は17日、2種類のてんかん性疾患を対象に開発中の治療薬「ソチクレスタット」が後期の臨床試験(治験)で主要な評価項目を達成できなかったと明らかにした。

「ドラベ症候群」と「レノックス・ガストー症候群」の成人および小児を対象にソチクレスタットと抗てんかん薬を併用した治療で試験した。両症候群は通常、乳児期か幼児期に発症し、発作が頻繁かつ長期間続くのが特徴。

ドラベ症候群を持つ2歳から21歳の患者に対する治験では、16週間経過した段階でけいれん発作の頻度を減少させる効果は認められず、主要目標をわずかに下回った。ただ発作強度や持続時間などの副次的目標では「名目上有意な」改善を示したとしている。

レノックス・ガストー症候群の2歳から55歳の患者を対象とした治験では、ドロップ発作と呼ばれる重篤な発作を軽減することができなかった。

安全性と忍容性については両試験で概ね良好な結果が出た。

武田薬品は今後、規制当局と協議し次の対応を決める。また今回の治験結果が財務に与える影響について評価作業をするとしている。