[パリ 17日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は17日、ECBは金融市場の円滑な機能に細心の注意を払っていると述べた。

フランスのマクロン大統領は先週、国民議会(下院)の解散総選挙を発表。これが市場の動揺を誘い、独仏10年債の利回り格差は先週29ベーシスポイント(bp)上昇と、週間の上昇幅としては2011年以降で最大となった。

ラガルド総裁はパリ近郊で行われたイベントで記者団に対し、独仏10年債の利回り格差が懸念事項かとの質問に「物価安定は金融安定と密接に関係している。われわれは金融市場の円滑な機能に細心の注意を払っており、今日も引き続きそうしている」と応じた。

また、欧州におけるの現在の政治的混乱を考慮するとインフレ率の2%回帰はささいなことのように思えるかもしれないが、今はECBがその主要な目標を見失うべき時ではないとした。